学者の特徴について
漆黒で簡単になった為、初心者でも扱えるという話も聞きますが……半分本当で半分嘘です。
学者は上手い人と不慣れな人の間で、恐ろしく大きなポテンシャルの開きがあります。
豊富なoGCD
妖精・フローを用いたoGCDの豊富さは断トツです。
適切な状況判断ができるのであればどこまでもかゆい所に手が届く柔軟さを遺憾なく発揮できるでしょう。
悪すぎるGCD HealのMP効率
鼓舞激励の策・士気高揚の策のMP効率が劣悪です。 oGCDが豊富であることから、如何にoGCDを上手く回してGCD Healを少なくするかが学者の最重要課題となります。
GCD Healをうまく抑えることができれば、学者全体としてのMP効率はエナジードレインとエーテルフローがあるため悪くはありません。
ですが、oGCDだけで回復が回せない状況…… 練度が浅いコンテンツや不慣れな人が多数いるPT等、GCD Healを回さざるを得ない場面では底力の浅さが露呈します。
優秀なMT維持能力
光の癒し・深謀遠慮の策・エーテルパクトによる単体維持が強力です。
MTST頭割りに対してMTに深謀遠慮の策、STにエーテルパクトと分けて回復することも学者であれば容易です。
優秀な軽減
軽減はフェイイルミネーションと野戦治療の陣の二つがありますが、陣がとにかく強力です。
極まった学者はフローをエナドレに使うため、うまくなればなるほど陣の頻度は減りますが、パッと見て軽減が足りない時のフォローだったり、回復が足りない時のお供にも多様な使い方ができます。
機動力は高いのだが……
ルインラがあるため、ギミックをこなしながらの攻撃やClipping無しでのoGCDを回すのが非常に楽です。
しかしルインラ自体はPotencyが200しかないため、多様しすぎると本体火力が下がる原因になります。ルインラを如何に減らし、死炎法をより多く撃つかが学者の腕の見せ所になります。
低いrDPS/HPS
パッチ5.2現在、学者はヒーラーの中でもrDPS/HPSが最も低いジョブとなっています。
これはつまりPTに最も貢献し辛いジョブであるということになります。
どのジョブも研鑽は必須ですが、学者の場合特にそれが足りないとよりお荷物になりやすくなる可能性があることは念頭に置いていてもいいかと思います。