白魔道士の特徴について
基本は減ったら戻すだけ。シンプルなピュアヒーラー。
反面、機動力が最低で損失の回避が難しく、高い対応力が求められます
圧最も高いGCD Potency
攻撃・回復共にヒーラーの中で最も高いPotency(効果量)を叩き出します。
後述しますが、白魔道士にはシナジーがありませんのでその分本体火力が高いのが特徴です。
何を今更という話ですが、ここから重要な知見を得られることができます。
白魔道士のGCDが最も価値があるということは、白魔道士は学者や占星術師に比べてよりGCDを効率よく回すことに重きを置く必要があるということになります。
高いMP効率
アサイズ、シンエアーによりMP維持が容易です。
不慣れなレイドでヒールワークが固まっていない場合や、野良PTで死者が多く出ると予想される時には白魔道士を出すのがより有効だと考えることができます。
シナジーはない
学者の連環計や、占星術師のカード・ ディヴィネーションのようなシナジースキルが白魔道士にはありません。
コンテンツ毎に、アサイズや神速魔を如何にPTシナジーに合わせるかという所は考慮に入れないといけませんが、自身のシナジースキルはないため考える思考のリソースが多少浮きます。
その分如何にGCDを多く回すか、どのように立ち回るかを考えればよいかと思います。
Clippingの回避が困難/機動力が最低
熟達すればするほど重要となってくる特徴です。
通常、うまいヒーラーはGCD間にoGCDを使いません。Clippingが発生するからです。
たとえばグレア連打の間にテトラを使い グレア → (テトラ) → グレア とスキル回しをしたとします。 この場合、テトラの使用硬直分の 0.65~0.7秒 ほどGCDが止まりその分ロスとなります。
Clippingを回避するためにはInstant GCD後にoGCDを撃つのが理想となりますが、 白魔道士にはディアとリジェネとリリー系スキルしかInstant GCDがないのが大きな問題となります。
学者にはルインラ、占星はマレフィジャによりoGCDを回しながらギミックを回避する立ち回りが容易なのに対して、 白魔道士にはディアしかなく、ディアを連打すると火力が極端に下がります。
そのため白魔道士を詰めようとすると、oGCDを如何にロスなく回すかというヒールワークの構築と、ギミックを如何に最小限の動きで回避するかという2点が必須となるのです。