FFLogsを色の確認程度しか使ってない……みたいな声をよく聞きます。
実際にはかなり様々な事の確認とか出来るので、使えればめちゃくちゃ便利です。
微力ながらFFLogsの活用方法とか書けたらいいなと思い立ちました。
まずはスキル回しの確認など、個人改善で使えそうな「比較機能」の基本的な使い方から。
比較機能
特定のログとの比較などではなく、すぐに・簡単に見れる方法から紹介します。
※ 今回は自分のログを対象に、上位プレイヤーとの比較をするケースを想定して書きます。
※ 他者のログ同士を比較したい場合などは、適宜読み替えてください。
比較したい対象のログを開いて「比較」を選択します。

Select Player で対象のプレイヤーを選択します。
今回の場合は自分の名前ですね。

比較する際、戦闘時間が違えばスキル回しが変わってくるので、出来るだけ近い戦闘時間のログと見比べると良いです。
また、過去何日前までのログと比較するかを指定する事も可能です。
あまり古いログと比較しても仕方ないですが、基本はそのまま(28日)でOKです。
バランス調整が入った場合や、パッチ5.3+でいうトランスルーシッド回しが公開された時のような、スキル回しが大幅にかわる何らかの要因があった時は短い期間に絞って検索するのも良いかもしれません。

どのぐらいダメージが出てたかを基準にする事が多いと思いますので
Select Metric は Damage でOKです。
必要な情報を選択したら Search を押下すると、一覧が出てきます。
DPSを確認し、自分より上手な参考にしたいログをクリックして選びましょう。
画面の見方・使い方
戦闘時間が完全一致している事は稀だと思います。
グラフ状になっている所をドラッグする事で、特定の時間にデータを絞り込めるので比較したい時間を絞ります (ズーム機能)

実際にどのぐらいダメージが出ていたかは、装備やクリダイ運などにもよるので参考にならない場合もあります。
そのため、キャスト回数 (スキル使用回数) を最初に見比べると良いです。
自分の回しと、比較対象者の回しに違いが無いか。
大まかに確認できます。

キャスト→イベントで詳細なデータ見れますが、時間と手間がかかるので今回は割愛します。
全てのスキル回しを追うのは骨が折れますが……
グラフ上で明らかにダメージ差のある場所があれば、そこを重点的に見ることで改善に繋がる可能性が高いです。

特定のバフ中の行動などに絞ってデータを閲覧する事も可能です。
だまし討ち中のコンボであったり、ノーマーシー中のコンボであったり。
ひとつひとつ改善点を洗い出していきましょう

DoTについての詳細も、敵軍のデバフ表示で矩形波グラフで閲覧可能です。

予期せぬTickロスが起こってしまっている場所なども確認する事ができます。
細かな部分ではありますが、改善の余地のひとつとして。

とりあえずすぐに確認できるのはこんな所でしょうか。
スキル回し詳細を確認したい時には、記事内で少し触れた「キャスト→イベント」のデータをCSV出力し、それをSpreadsheetなどに貼り付け・加工してデータ閲覧したりしてます。

ちなみに、GCD稼働率や詳細なタイムラインを確認する場合は xivanalysis を活用すると便利。
ログ比較と、xivanalysisの確認なら詰めの隙間時間などに確認しやすいのでオススメです。